プロテインは、粉末を液体に溶かして飲むだけが、摂取方法ではありません。
固形で摂取できるプロテインといえば、プロテインバー。
プロテインバーを活用することにより、これまでより、タンパク質を手軽に体内へ取り込めるようになるはず。
今回は、
- プロテインバーを摂取するメリット
- プロテインバーの種類
- 摂取のタイミング
- おすすめプロテインバー
について解説します!
目次
トレーニーがプロテインバーを摂取するメリット
プロテインバーは栄養補助食品です。栄養補助食品とは、毎日の食事だけでは必要量を摂取するのが困難な栄養素を補助するためのもの。栄養補助食品は一般的に「サプリメント」「健康食品」と呼ばれています。
プロテインバーは、持ち運びが便利で手軽にどこでも摂取が可能。そしてプロテインバーは目的によって選択できるようにたくさんの種類があります。
プロテインバーは、トレーニング前後で摂取されることがほとんど。トレーニーの方々は食事管理の際、タンパク質と同時に糖質も摂取する必要があります。
糖質を摂取することでインスリンを分泌。インスリンの作用でタンパク質から分解されてできたアミノ酸(筋肉の材料)をより多く取り込むことが可能に。
プロテインバーは、効率用筋肉増大をサポートしてくれるでしょう。
【プロテインバーのメリット】
・糖質をタンパク質を同時にバランスよく摂取できる
・食べたいときに手軽にすぐに摂取できる
・持ち運びやすい
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プロテインバーはどんな種類がある?
プロテインバーを見ていると、色々な種類のプロテインがあることがわかります。プロテインの種類は、原材料によって大きな違いがあるのです。
原材料が違うだけで身体への吸収速度や影響などアプローチが全く違うのでご注意を。ぜひ下記の内容を参考にして、プロテインバー選びの参考にしましょう。
①ホエイプロテイン
ホエイプロテインとは、牛乳を原料として製造された動物性プロテイン。ホエイプロテインは、いわゆるヨーグルトやチーズの上澄みの部分です。
ホエイプロテインの特徴は、水溶性で吸収が早く低カロリー。ホエイプロテインは筋肉の増大・維持に効果が!筋肉づくりにポイントをおきたい方が、よく摂取されているのがホエイプロテインなのです。
②カゼインプロテイン
カゼインプロテインとは、ホエイプロテインと同じく牛乳を原料として製造された動物性プロテイン。カゼインプロテインはホエイプロテインとは違い、吸収がゆっくり。
カゼインプロテインは、ダイエットを目的に摂取される方々から支持されています。
カゼインプロテインは腹持ちがよく、就寝前に摂取すると筋肉回復に効果あり!
③ソイプロテイン
ソイプロテインは、大豆を原料として製造された植物性プロテイン。大豆イソフラボンは健康志向の女性の方に支持されています。ソイプロテインには、大豆イソフラボンが豊富に含有。
大豆イソフラボンは、コレステロール低下や骨粗鬆症予防に効果が期待できます。
ソイプロテインは、乳糖が含有されていません。ホエイプロテインで腹を下してしまう方に推奨される栄養素といえるでしょう。
ソイプロテインの特徴としては、腹持ちがよく吸収がゆっくり。腹持ちがよいのは、ソイプロテインに食物繊維が豊富に含有されているからです。
プロテインバーは目的別で選ぼう!
プロテインバーを摂取する上で目的を明確にすることは非常に重要。闇雲にプロテインバーを摂取していても、効果が出ない可能性もあります。
下記へ読み進めてもらうことにより、目的別にプロテインバーの効果も理解できるでしょう。
①バルクアップ=筋肉肥大とための摂取
筋肥大を目的としたプロテインバー選びは、タンパク質含有量が重要。味だけを中心に商品選びをしているとタンパク質含有量が低いものを選んでしまうケースも…。
バルクアップにはタンパク質源が必要。また低脂質のものを選ぶことで、カロリーの過剰摂取防止にもなるのです。
②ダイエットの効果を上げるための摂取
ダイエットを目的としたプロテインバー選びは、低糖質or食物繊維含有量が重要。もちろんタンパク質含有量が豊富なことに越したことはありません。
食物繊維が豊富なプロテインバーは血糖値の急上昇防止効果が期待でき、その上でタンパク質補給できます。
③トレーニングやランニング中の栄養補給・疲労回復
トレーニングやランニング中のプロテインバー選びは、ビタミン類に注目。糖質とタンパク質の含有量が豊富なことに越したことはありません。
その上でビタミンB群、C、炭水化物が豊富なものは、疲労回復に効果が期待できます。
プロテインバーを摂取するタイミング
プロテインバーを摂取するタイミングは大きく分けて「運動前」「運動後」。 2つのタイミングについて詳しく解説しているので、プロテインバーのことがよりわかる内容になっています。
プロテインバーは、「お腹が空いたら食べる!」といったお菓子的な感覚で摂取してはいけません。
プロテインバーは、基本的にタンパク質を補給する目的で摂取するものです。
①運動前
運動前にプロテインバーを摂取する場合は、トレーニング3時間前までにしましょう。運動直前に摂取してしまうと、胃の中にプロテインバーが残った状態でトレーニングすることになります。
運動前のプロテインバーの摂取目的は、昼食からトレーニングをするまでの栄養補給。トレーニングをするまでに、エネルギー不足になると筋肉の分解が始まります。カタボリック(異化)と称される、筋肉の分解は、トレーナーにとって、ぜがひでも避けたいもの。
もしも運動直前に摂取したいのであれば、100%果汁のジュースやスポーツドリンクがベストといえるでしょう。
②運動後
運動後のプロテインバーを摂取する場合は、朝昼晩のしっかりとした食事までに時間があるとき。例えば運動後、夕食前にプロテインバーを摂取してしまうとしっかり夕食を食べれなくなってしまいます。
確かに、プロテインバーはタンパク質源として有効。しかし、プロテインバーはあくまで栄養補助食品であることを忘れてはいけません。
プロテインバーを主食にするべきではないということです。
おすすめプロテインバーベスト2
下記では、オススメのプロテインを2つご紹介!バルクアップ目的の方も、ダイエット目的の方もぜひお試しください。
自分に合ったプロテインバーを見つけることも楽しみの一つになりますよ!
①マイプロテイン リーンプロテインバー
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幅広い層に支持されているプロテインバーといえば「マイプロテイン リーンプロテインバー」。
マイプロテイン リーンプロテインバーは、バルクアップを目指している方だけでなく、ダイエットを目的とした方にも効果が期待できます。
「マイプロテイン リーンプロテインバー」は1本当たり18gのタンパク質を含有。低糖質で食物繊維が豊富なところも評価が高いポイント。
【栄養成分】1本当たり
・熱量 153kcal
・タンパク質 18g
・脂質 4.6g (飽和脂肪酸 2.1g)
・炭水化物 11g (糖質1.2g + 食物繊維5.7g)
・塩分相当量 0.3g
②SOY Concept ボタニカル プロテインバー
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健康志向の方に絶大な支持を受けているプロテインバーといえば「SOY Concept ボタニカル プロテインバー」。
「SOY Concept ボタニカル プロテインバー」は、ソイプロテインを中心に製造されたイソフラボンが豊富に含有されています。
トレーニングサポートはもちろん動脈硬化予防、白髪予防にも効果が期待できるのです。女性は骨粗鬆症予防、更年期障害にも効果が!
「SOY Concept ボタニカル プロテインバー」は、日本ベジタリアン協会推奨のビーガン対応商品です。
マーガリン、ショートニング、保存料、小麦粉、人工甘味料、着色料、香料のすべて不使用なところは見逃せません。
【栄養成分】1本当たり(アーモンド味)
・熱量 122kcal
・タンパク質 11.1g
・脂質 4.9g
・炭水化物 9.7g (糖質7.0g + 食物繊維2.6g)
・塩分相当量 0.2g
・大豆イソフラボン 44mg
プロテインバーはトレーニーの味方!
最後に、筋トレをする人でプロテインバーを摂取する際に重要なポイントをおさらいします。
・プロテインバーのメリットを理解
・プロテインバーを摂取する目的をはっきりさせる
・プロテインバーの種類を知り、自分に合ったものを選ぶ
・摂取タイミングを間違えない
プロテインバーはたくさんの商品が販売され、コンビニでも手軽に購入できるようになりました。
美味しいものがたくさんあるので、食べすぎないように注意してください。
プロテインバーといえど、摂取の過剰は太る原因になりかねません。
プロテインバーの目的と適切な利用方法を守れば、必ずトレーニング生活をサポートしてくれるのは間違いないでしょう。