あなたは、産後クライシスって知っていますか?
今回の記事では、産後クライシスに注目してみました。
産後クライシスに陥る原因や、妻・夫それぞれができる対処法まで紹介しています。
記事の最後には、赤ちゃんが生まれる前にできる産後クライシスを乗り越える方法も解説しています。
目次
産後クライシスって一体なに?
『産後クライシス』という言葉はご存知ですか?
少しずつ、市民権を得てきたものの、詳しい意味までを知っている!という方は少ないのではないでしょうか?
『産後クライシス』とは『「育児ノイローゼ」や「産後ブルー」の結果、夫婦仲や社会関係にまで悪影響を及ぼすこと』を指した言葉。NHKが提唱しました。
産後クライシスは、出産後の夫婦に多く立ちはだかる壁だといわれています。
出産後の夫婦仲が改善されないと「離婚」という最悪の結果につながるケースもあるのです。
産後クライシスを経験した夫婦はどれくらいいるの?
産後クライシスは、出産後の夫婦に多く起こる現象だと紹介しましたが、はたしてどれくらいの夫婦が産後クライシスを経験したのでしょうか?
岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也教授らの研究チームが、このような調査を行なっています。それは『自分は「産後クライシス」に当てはまりますか?』というもの。
結果は、
「かなり当てはまる」→10.3%
「どちらかといえば当てはまる」→39.6%
それらを合計すると、49.9%と2組に1組が産後クライシスを経験していることがわかったのです。
さらに「かなり当てはまる」「どちらかといえば当てはまる」と答えた女性の6割が「現在も続いている(回答時点)」と答えています。
一度、陥ってしまった産後クライシスは抜け出すのに時間がかかるのが、実証されていますね。
回答によれば、産後クライシスについて「かなり当てはまる」は10.3%、「どちらかといえば当てはまる」は39.6%、それを合計すると49.9%にもなった。このどちらかに当てはまる女性の約6割は、「回答時点でも続いている」と答えている。
出典;「産後クライシス」夫婦の約半数が経験~学術的な調査で判明した原因とは…..| exciteニュース(2019年10月17日閲覧).
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産後クライシスに陥ってしまう3つの原因
2組に1組が産後クライシスに陥ることがわかりましたね。では一体、何が原因で産後クライシスに陥ってしまうのでしょうか?
まず始めに、産後クライシスに陥る原因を5つ紹介していきましょう。
①出産によりホルモンのバランスが崩れる
出産すると、ホルモンのバランスが一気に崩れます。
ホルモンバランスの崩れに体がついていかず、特に原因があるわけではないのに、イライラすることが増加します。
②子供を生かすのに精一杯になってしまう
子供を産んだ女性は、当たり前ですが子供が一番の生活になってしまいます。
子供が一番の妻と、自分も大事にしてほしい夫の間にすれ違いが起こりやすくなるのです。
③ 夫が全く育児に協力してくれない
日中、夫が仕事をしている間は、女性1人で家事・育児をしています。
ミルク・オムツ変え・沐浴・などしないといけないことはたくさんあります。
1人でこもっていると
新米ママ
という漠然とした不安が襲ってくるのです。にも関わらず、夫が育児に全く協力してくれないと、
新米ママ
と夫婦のあり方について悩む女性が増えるのも、想像つきますよね。
妻ができる!産後クライシスの対処法
「私達夫婦は、産後クライシスなんて絶対ならないわよ」と思っていても、先のことはわかりません。
誰にだって、産後クライシスに陥る可能性はあるのです。
一度ハマったらなかなか抜け出せない産後クライシスですが、抜け出すための対処法がないわけではありません。
ここでは、妻ができる産後クライシスの対処法を紹介します。
①自分を褒める・認めてあげる
あなたがいないと、赤ちゃんは死んでしまいます。あなたがいるからこそ、赤ちゃんは生きていられるのです。
初めての育児、上手くいかないこと、不安ばかりなはず。しかし、あなたは充分赤ちゃんのために頑張っていますよ。
まずはあなたがあなた自身を認め、褒めてあげましょう。
②夫に頼ってみる
言わないと行動しない夫に、
新米ママ
と、イライラするかもしれません。しかし男性は、父性が遅れて芽生えるのです。
新米ママ
など、赤ちゃんと触れ合う機会をつくり、父性を目覚めさせましょう。
③芸能人夫や友人の夫と比べない
『イクメン』という言葉も生まれ、育児や家事に協力的な男性も増えてきました。
芸能人でいうと、
- 杉浦太陽さん
- FUJIWARA 藤本さん
など。身近にも協力的なパパが多いかもしれませんね。
協力的なパパと自分の旦那を比べるのは、イライラが増すだけですよ。
夫ができる!産後クライシスの対処法
先程、妻ができる産後クライシスの対処法を紹介しました。しかし、産後クライシスから抜け出すためには、妻より夫の頑張りが必要となってきます。
出産後、夫婦仲が悪くなっている今こそ、家族のために力を尽くすべきなのです。
では早速、夫ができる産後クライシスの対処法を紹介します。
①イライラしている妻を感情的に責めない
赤ちゃんを守らないといけないプレッシャーや、寝不足により、イライラしているお母さんもいるでしょう。
特に理由がないのに、イライラされると、雰囲気が悪くなりますよね。
しかし、
新米パパ
と大きな心で受け入れ、感情的に責めるのはやめましょう。
②夜の営みを無理強いしない
見た目にはわからないかもしれませんが、産後の身体は、思っている以上にボロボロ…。
新米パパ
と思う男性が多いようですが、
新米ママ
と感じるお母さんがほとんど。ママに余裕ができるまで、夜の営みは無理強いしないようにしましょう。
③自分にできることを探す
家事・育児の全てを女性に任せるのは、イライラを募らせるだけ。
だからといって、
新米パパ
など、他人行儀で上から目線なフレーズは、
新米ママ
とイライラを加速させるだけ。
慈しむ心を抱き『自分に何かできることはないか?』を考えるようにしましょう。
産後クライシスってどうやって乗り越える?
産後クライシスの対処法はあるとわかっていても、できたら経験したくないですよね。
産後クライシスに陥らないために、赤ちゃんが産まれる前にいくつか夫婦でしておきたいことがあります。
赤ちゃんを迎えるにあたり、夫婦できちんと準備できているか否かで、産後の夫婦関係は大きく左右されますよ。
①赤ちゃん用品は、一緒に買いに行く
女性は、お腹に赤ちゃんが宿った時点で母性が生まれます。それに比べて男性は、自分が父親になる実感ができるのは、赤ちゃんが生まれてから。
親になる実感をするのに時差があるのも、産後クライシスの原因の一つ。
赤ちゃん用品を一緒に買いに行くと、男性もお父さんになることを実感しやすくなります。
②大まかな役割分担をしておく
きっちり役割分担をすると、ルールに縛られてイライラの元になってしまうだけ。
- 体がしんどいときには、デリバリーにしよう
- 仕事が早く終わったら、沐浴はする
など、大まかな役割分担をしておきましょう。
③赤ちゃんについての知識を増やしておく
赤ちゃんについての知識が全くないと、産まれてからアタフタしてしまうだけ。
最近では、プレママ・プレパパ教室など、赤ちゃんについての勉強会が実施されています。
2人で教室に足を運び、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。
産後クライシスが原因で、最悪の結末になる前に
産後クライシスの詳しい意味、産後クライシスに陥いる原因や、そこから抜け出す方法を解説しましたが、いかがでしたか?
産後クライシスは、多くの夫婦が経験するもので、そう珍しくありません。しかし、一度冷め切った気持ちは、なかなか元には戻らないもの。
産後の夫婦関係が悪化すると、やがて離婚にいたるケースも…。
生涯を共にすると誓った仲なのです。2人の愛の結晶が原因で、関係が崩れるなんて、そんな悲しいことはありません。
産後クライシスは、出産前にも対策はできます。夫婦間でしっかりと話し合い、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。