美女大国フランス。その中でもひときわ輝く「スクリーンの女神たち」を勝手に厳選!

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ジョン(仮)

もともとファッションメディアを中心に執筆活動を行っていましたが、予定調和的な記事を書くことに嫌気がさし、DARLに参加させていただく運びとなりました。 趣味は”価値転倒”です。既存のメディアとはまた違った、毒のある記事作成に努めていきたいと考えています。 ”Fair is foul, and foul is fair."

フランスといえば、華やかかつ重厚な街並みや、思わず舌鼓を打ってしまうような食の数々、そしてなんといっても世界に誇る「美女」ですよね。

そこで本記事では、美女大国フランスの中でもひときわ輝く「スクリーンの女神たち」を厳選。

往年の名女優から期待の若手女優まで、バラエティに富んだラインナップとなりました。

読んでいくうちに女優への興味はもちろん、出演映画にも目を通したくなること必至ですので、どうぞお見逃しなく!

勝手に厳選フランス美女①:今もなお色褪せない!古き良き時代を彩った大御所女優3選

世界有数の美女大国であるフランスの中でも、今もなお色褪せない魅力を持った名女優たち。男女問わず誰もが一度は憧れた美女たちを、ぜひご覧ください。

①カトリーヌ・ドヌーヴ

カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve, 1943年10月22日 – )

フランス・パリ17区出身。

10代のころから映画出演をはじめ、現在でも現役バリバリの大御所女優。可憐な少女からミステリアスなマダムまで、こなした役柄は数知れず。

凛とした瞳にシュッとした輪郭、上品でエレガントな佇まいの中にもどこか可愛らしさを感じさせる彼女は、男性のみならず、同性からも憧れの的。

まずはじめにご紹介するのは、フランスの美女、およびフランスの映画界を語る上では外せない存在である「カトリーヌ・ドヌーヴ」。

まさにクールビューティーを具現化したような存在ですよね。なお、トレードマークである美しいブロンドヘアーは実は染めたもの。地毛は栗毛なんですよ。

カトリーヌ・ドヌーヴの代表作

”フランス映画界の至宝”とも言われた彼女は、名作・駄作を問わずに様々な映画に出演。その中でもひときわ彼女の魅力が詰まった代表作はこちら。

『シェルブールの雨傘』(1964)

彼女の出世作でもあり、世界中でも大好評を博した『シェルブールの雨傘』。地の台詞が一切ないミュージカルの形式をとった演出や、色彩豊かな衣装やセットなど、まさにフレンチムービーを代表するにふさわしい一本です。

カトリーヌ・ドヌーヴ扮する16歳の少女ジュヌヴィエーヴの切なくも愛らしい演技にメロメロになること間違いなしですよ…!

 

②ブリジット・バルドー

ブリジット・バルドーBrigitte Bardot, 1934年9月28日 – )

フランス・パリ15区出身。

まるで猫を思わせる特徴的な大きな目に、ぼてっとした唇、大きくハリのある乳に抜群のプロポーションで、「フランスのマリリンモンロー」という異名を持つ。

また、女優としての活動以外にも、熱心な動物愛護運動家としても知られ、その貢献度の高さで多数の賞を獲得している。

フランスのマリリンモンローという形容にふさわしく、抜群のプロポーションと愛らしいルックスが売りの「ブリジット・バルドー」。

その美貌で数々の男性と浮き名を流し、恋愛に関するスキャンダラスなエピソードも多数です。

ブリジット・バルドーの代表作

映画界での活躍はおよそ21年と短いものの、その独特のオーラによって話題となった作品は数知れず。

 

『セシルの歓び』(1967)

より有名な作品は数あれど、ここで取り上げたいのは、ブリジット・バルドー扮するファッションモデル「セシル」が、偶然出会った青年との束の間の逃避行というテーマを美しく描き出した傑作『セシルの歓び』

フレンチロリータ的な雰囲気が持ち味のブリジットが、円熟した大人の女性を演じたという点でも見どころのある一本。作中のマニッシュな服装は、男性陣も参考になるはずです。

③アンナ・カリーナ

アンナ・カリーナ(Anna Karina, 1940年9月22日 – )

デンマーク・コペンハーゲン出身のフランスの女優。

すらりとした体型に三白眼、愛らしさの中に漂うミステリアスな雰囲気が彼女を唯一無二の存在に仕上げている。

フランス映画史を語る上で外すことのできない映画監督、「ジャン=リュック・ゴダール」の元嫁であり、彼の作品のミューズ的存在としても知られている。

1950年代末に始まったフランスの映画運動「ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)」時代を代表する女優「アンナ・カリーナ」。

コミカルな役柄からとんでもない悪女役までそつなくこなしてしまう、恐るべき演技力の持ち主です。小松菜奈さんとルックスが似ているというのも個人的にはグッドですね。

また、本名は「Hanne Karen Blarke Bayer」。「アンナ・カリーナ」という芸名は、かの有名なファッションデザイナー「ココ・シャネル」が名付けたものなんです。

アンナ・カリーナの代表作

先に述べたように、元夫であるジャン=リュック・ゴダール氏の映画に多数出演していた彼女。どの作品も彼女の魅力を余すことなく映し出していますが、ここで取り上げたいのは…。

『気狂いピエロ』(1965)

ジャン=リュック・ゴダール監督の作品群のひとつである『気狂いピエロ』は、数多くあるアンナ・カリーナの作品の中でも特に彼女を魅力的に映し出した一本。

内容自体はとても難解ですが、観ているだけで楽しめてしまう傑作。今見ても決して古臭さを感じさせない彼女のファッションスタイルにも要注目です。

勝手に厳選フランス美女②:現役バリバリ!80~90年代のフランス映画を飾った美人女優3選

1980~90年代に圧倒的な存在感を見せつけた美人女優たち。ルックスの良さはもちろん圧倒的な個性によって、次世代の大御所女優となることは確実であろう3名をピックアップしてみました!

①ジュリエット・ビノシュ

ジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche, 1964年3月9日 – )

フランス・パリ12区出身。

彫刻家、俳優、演出家など多彩な顔を持つフランス人の父と、ポーランド人女優の母との間に生まれる。

その才能を存分に引き継いだ結果、世界三大映画祭(カンヌ・ベルリン・ヴェネツィア)のすべての女優賞を受賞するといった離れ業を成し遂げる。

つぶらな瞳ながらも、決して可愛らしすぎないバランス感覚を持った顔立ちが魅力的な「ジュリエット・ビノシュ」。

ロングヘアからショートヘアまで、コンサバティブな格好からボロボロな格好まで、どんなスタイルも似合ってしまうという点も大きな特徴。

それが世界三大映画祭の全ての女優賞を受賞するといった快挙に繋がったのではないのかなと、個人的には思いますね。

ジュリエット・ビノシュの代表作

あらゆるスタイルを自らのものにしてしまうという天性の才能を備えたジュリエット・ビノシュ。ここで取り上げたい作品は、彼女がヴェネツィア国際映画祭で女優賞を勝ち取った…。

トリコロール/青の愛(1993)

ポーランド出身の巨匠、クシシュトフ・キェシロフスキ監督がフランス政府の依頼を受けて制作した『トリコロール3部作』のうちのひとつ『トリコロール/青の愛』

フランス国旗の色に込められた「自由・平等・友愛」の中の<自由=青>をテーマをもとに、「愛する夫と娘を事故で失ったことをきっかけに、これまでの自分の過去との決別する」という複雑な内容の作品です。

数々のジレンマや隠された秘密などに苦悩する女性を見事に演じ切ったジュリエット・ビノシュ。

内容面ももちろんのこと、随所に配された効果的な「青」のカラーリングや、男性も参考になるノンシャランなファッションスタイルなど、あらゆる角度から楽しめる傑作です。

 

②シャルロット・ゲンズブール

シャルロット・ゲンズブール(Charlotte Gainsbourg, 1971年7月21日 – )

フランス・パリ出身。

父親はセルジュ・ゲンズブール、母親はジェーン・バーキンといった、フランスを代表するカップルのもとに生まれる。

また、女優業のみならず、歌手としても非常に優れた才能を発揮し、マルチアーティストとして世界中で根強い人気を誇っている。

フランスを代表する黄金カップルのもとに生まれ、両親の才能を余すことなく引き継いだ「シャルロット・ゲンズブール」。

173センチという長身、すらりと長い手足に若干の受け口といったギャップが彼女を存在感を一層引き立てていますね。

また、役柄の方も良妻賢母から異常者(!?)までと非常に幅広く、現在のフランスを代表する女優と呼ぶに相応しい評価を得ています。

昨年の4月には来日を果たし、多くのファンを歓喜させました。(余談ですが私も彼女のトークショーに参加。有り体な感想ですが、常人離れしたスタイルでしたね…。ひょっとしたら176センチくらいあるんじゃないのかな、というくらいに。)

シャルロット・ゲンズブールの代表作

ハリウッドからB級映画まで、数々の作品に出演し、着実に己の実力を磨いてきた彼女。ここで一作取り上げるのなら、彼女の原点というべきこの作品しかないのかな…。

なまいきシャルロット(1985)

シャルロット・ゲンズブールが初主演を務め、かつ彼女がセザール賞新人女優賞を獲得した『なまいきシャルロット』

舞台はフランスの田舎町。自分に自信を持つことができずにいる少女シャルロットが、同世代の天才ピアノ少女クララとの出会いを引き金に、着実に成長を重ねていくという、ほのぼのとしたストーリー構成です。

まだまだ幼さが残るシャルロット・ゲンズブールの素直で愛らしい演技、作品を彩る美しい映像の数々、そして私たち大人がずっと昔に置き去りにしたような気のする「思春期特有の感情」…。全てにおいて見ごたえ抜群です。

また、本作で見られるシャルロットの格好は、今もなお多くの女性の憧れの的。某有名女性誌でも頻繁に取り上げられる、色褪せないファッションスタイルです。

③ヴァネッサ・パラディ

ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis, 1972年12月22日 – )

フランス・サン=モール=デ=フォッセ出身。

1987年、『Joe Le Taxi(夢見るジョー)』で歌手としてデビュー。同曲はフランスで11週連続でナンバー1の大ヒットを記録し、一躍スターダムにのし上がる。

そのロリータ的な雰囲気と歌声で男性陣のハートを鷲掴みすることに成功したが、同性からは激しいバッシングを受け、通りすがりの道で暴行を受けることもあったという。

上記は歌手としての活動のみ言及しましたが、女優としても非常に魅力的。まるで猫のような目に特徴的なすきっ歯が、なんとも言えない小悪魔的な雰囲気を醸し出しています。

また、1998年からはジョニーデップとの交際をはじめ、結婚こそしなかったもののおしどりカップルとして有名でした。

また、2人の間に生まれた娘であるリリー=ローズ・デップは、現在もっともホットな女優として、各業界の注目の的となっています。

ヴァネッサ・パラディの代表作

今まで紹介してきた女優に比べて出演作品数では劣るものの(出産などの理由によって)、各作品で強烈な個性を発揮してきたヴァネッサ・パラディ。ここでは彼女らしさが「これでもか!」というくらいに凝縮されたこちらの一作をご紹介…。

 

白い婚礼(1989)

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『白い婚礼』は、ヴァネッサ・パラディの初主演作であり、かつセザール賞新人女優賞とロミー・シュナイダー賞という二冠を成し遂げた記念すべき作品。

ヴァネッサ演じる17歳の少女マチルドが、父親のように歳の離れたリセ(高校)の哲学教師に恋をするといった、ある意味で定番の題材ですが、少女特有の精神の機微が非常に丁寧に描かれているのが本作の大きなポイントです。

正直な話、日本国内での地名度はそんなに高くなく、他に有名な作品もありますが、あくまで”彼女自身の可愛さ”に重きを置いた選定ですので、ぜひこの機会にご観賞あれ!

 

勝手に厳選フランス美女③:これからの活躍が楽しみ!2019年のフランス映画界を語る上で外せない美人女優2選

現在のフランス映画界を語る上で外すことのできない美人女優たち。世界的にも抜群の知名度を誇りながらも、より一層の活躍が期待される女優たちは、この2名です!

①オドレイ・トトゥ

オドレイ・トトゥ(Audrey Tautou, 1976年8月9日 – )
フランス・ピュイ=ド=ドーム出身。
幼少期から演じることに興味を持っており、学校内では演技のクラスを取っていたほど。
テレビ映画の出演を機に、ジャンルを問わず地道に演技活動を行なった結果、2001年に公開された映画『アメリ』にて、世界的な人気を博し、一躍トップスターに。
また、写真家として活動していたり、ヴィクトル・ユーゴーやオスカーワイルドなど、古典的な作品を愛好するなど、芸術全般に広い関心を抱いている。
愛くるしくもどこか芯の強さを感じさせるルックスが持ち味のオドレイ・トトゥ。幼少期からの演技経験を活かし、シリアスな役からコメディエンヌまで見事に演じあげる実力派女優です。
また、先述した『アメリ』大ヒットによってパブリックイメージが固定されてしまっていることを快く思っていないようで、常に新鮮な気持ちで演技に臨むことを何よりのモットーにしている彼女。
そのプロ意識の高さから、僕らも学べることが多数あるのではないでしょうか。

オドレイ・トトゥの代表作

オドレイ・トトゥのの代表作は再三述べているように『アメリ』であることは間違いないのですが、ここでは彼女自身がストーリーに影響を受けたと公言しているこちらの一作を…。

『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)

20世紀を代表するファッションデザイナー「ココ・シャネル」の若き日を美しい映像と(そして若干の脚色)で鮮やかに描き出した伝記映画『ココ・アヴァン・シャネル』

恵まれない幼少期を経て、様々な苦労や挫折を経験しながらも、洋服を通して女性の自立をうたう存在となっていくシャネルの姿を、彼女自身の恋愛という観点から映し出した傑作です。

自由を求め、真剣に男を愛するシャネルの姿を見事に演じきったオドレイ・トトゥ。彼女が持つ理想像とシャネルの姿がリンクした…。そう感じさせる作品です。

②エヴァ・グリーン

エヴァ・グリーン(Eva Green, 1980年7月5日 – )

フランス・パリ出身。

スウェーデン人の歯科医でる父と、フランス人の女優である母の間に、二卵性双生児の姉として誕生。

パリのエヴァ・サン=ポール演劇学校で3年間学んだのち、2001年に初舞台を踏む。その際の卓越した演技力と美貌を、イタリア映画界の巨匠・ベルナルド・ベルトルッチに見出され、映画『ドリーマーズ』のヒロインに抜擢。

その後も数々の作品に出演し、現在もっとも注目されている女優の1人に。

上品な顔立ちと、どこかミステリアスで妖艶な雰囲気が何よりの特徴であるエヴァ・グリーン。スレンダーな体型を活かして、モデルとしても活躍中です。

また、2006年に上映された『007 カジノ・ロワイヤル』では、フランス人では5人目となるボンドガール(007シリーズにおけるヒロインで、主にイギリス人が選ばれる傾向にある)に抜擢。これまでの007シリーズのヒロイン像とはまた違った姿を見事に演じきりました。

また、幼少期は自他共に認める「変人」で、幼い頃の夢はエジプト学者だったとのこと。なんとも微笑ましいエピソードですよね。

エヴァ・グリーンの代表作

今やミニシアター系の作品からハリウッドまで、満遍なく活動している彼女。でもやっぱりここで取り上げていきたい作品はズバリ…。

『ドリーマーズ』(2003)

先ほども述べた、エヴァ・グリーンのデビュー作である『ドリーマーズ』。監督は、『ラストエンペラー』や『ラストタンゴ・イン・パリ』などの名作を生み出してきたベルナルド・ベルトルッチ。

舞台は1968年、5月革命前夜のパリ。ベトナム戦争による兵役から逃れるためにフランスへ留学した主人公マシューが、遠い異国の地で出会った美しい双子の姉弟との出会い、心を通わせていく…という様子を描いた作品です。

あらすじだけ見れば非常に単純なストーリーではあるのですが、様々な演出が作中に施されているため、多様な解釈が未だに論じられる映画でもあります。

ファッショナブルでエロティックなエヴァグリーンを堪能するために鑑賞する、という態度をとって臨んでみるのも、非常に面白いかもしれませんよ。

 

 

 

フランス美女をざっと振り返って…

フランス映画界を彩ってきた(彩っている)彼女たちをざっと振り返ってみると、正統派な美人ももちろんいますが、一見するとコンプレックスだと思われがちな点を、逆にチャームポイントとして活かしている…そんな方が多いですよね。

世間的には短所だと思われているところも、見せ方次第によっては強力な武器になり得るんだ!というポジティブなメッセージを、ここでは一応の結論としておきましょう。