選んで良かった?共働きカップルに増えている「週末婚」のリアル

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Josa

フィリピン生まれ日本育ちのミレニアル女子。 事務員時代にマーケティングを学び、その魅力にハマって取り組んだ結果業績が向上。営業事務からEC部主任へ抜擢される。現在はフリーランスライターとして活動中。 好きなものは心理学とインスタ映え。

子どもの頃は両親と一緒に住んで、友達の家やテレビの中でも夫婦は当たり前に同居している。そんな環境で育っている人にとって、「結婚したら一緒に住む」ということは当たり前でしょう。

その一方で、現代ではちょっと変わった夫婦の形として、週末だけ一緒に過ごす「週末婚」を選ぶカップルも増えています。

週末婚は本当に上手くいくのでしょうか?週末婚を選んだ夫婦の実態が気になるところです。

そこで今回は、実際に週末婚を選んだ人たちの声や、週末婚に向いている夫婦の特徴など、週末婚のリアルについてまとめました。

週末婚の定義と現代での使われ方

週末婚とは、その名の通り「入籍しているけれど、平日は別居して週末だけ同居をする夫婦」のこと。

元々は子どもを持った人が再婚する際、子どもにその環境や新しい親に慣れさせるために、結婚後しばらくは週末に会って一緒に過ごす夫婦のことを指していました。

しかし現代で共働き夫婦が増えたことが影響し、子どもの有無や再婚などの事情に関わらず、週末婚を選ぶカップルが増えたのです。今では「平日は別居、週末だけ同居する」という生活スタイルの夫婦全般を指しています。

週末婚に憧れる人の声

生き方が多様化した2000年代の日本では、週末婚という生活スタイルに憧れる人も多いようです。

「恋愛が面倒だからもう結婚したい」「だけど自分のペースで生活したい」…そんな人が週末婚に憧れる傾向にあるようです。また「遠距離恋愛だけど仕事を辞めたくないから、週末婚を選びたい」というカップルもいます。

さらに、知恵袋ではこんな質問もありました。

『結婚するなら週末婚がいい』
と言ったら彼にドン引きされました(´-ω-`)

現実的には難しい?

だけど、平日は各々に自分だけの時間を持って週末のみ一緒に過ごす。。。

私にしてみれば結婚の良いとこ取りなのがこの【週末婚】なのです。

ちなみに子供は作らない前提です。

とても欲張りでワガママだということは自覚しております(笑)

みなさまは【週末婚】と聞いてどんな印象を持たれますか?

また、未婚者・既婚者問わず
週末婚をしてみたいと思いますか?

引用:知恵袋

平日は別居のため、恋人時代と変わらず自分のペースで過ごせる週末婚ですが、男性にとって「最高だ!」とも言い切れないご様子。

逆に週末婚に不満の声も

発言小町に寄せられた質問もご紹介します。

『週末婚て男にとっていいことありますか?』

交際している彼女にそろそろ結婚しようという話をしたところ、
現在の仕事はやめるつもりはないので、お互いの勤務地を考慮し、
週末婚でいきたい、と言われました。

中略

そこで皆さんにお聞きしたいのですが、週末婚だと結局普段のご飯の準備などは自分で用意しなければならず、今の生活と変わらないので結婚したいと思わなくなりました。
私は家事分担はいいのですが、ご飯の準備だけができません。

皆様にお聞きしたいのですが、週末婚て、結局旦那さんの世話はしたくないが、結婚だけがしたいからするのかな、と思ってしまいましたが違いますか?

引用:発言小町

この質問者は夫婦の生活スタイルについて保守派というわけではありません。「結婚したら食事や身の回りのことをしてもらう」という前提を持っている人は、週末婚は平日の家事は自分でしなければいけないという点にやや不満を持っているようです。

共働きカップルが増えたこの時代ですが、家事をしてもらうのが当たり前だと考えている男性もまだまだ多いもの。そんな男性は週末婚で不満を持ち、共働きで同居しても女性側が不満を持つという、両者が納得する生活スタイルを見つけるのが難しくなるでしょう。

週末婚に向いている夫婦

では、どんな夫婦なら週末婚でも上手くやっていくことができるのでしょうか?週末婚に向いている夫婦の特徴を紹介します。

自立意識が強い夫婦

経済的・精神的にお互いに依存することなく、自立できる力というのは週末婚をするうえで重要なこと。

週末婚だと2人とも賃貸の場合もあり、それぞれ別の生活があるため、自分が生活できるくらいのお金+相手宅まで会いに行けるだけのお金を自分で稼げる経済力は必須。

また、恋愛だけにのめり込まず、仕事・恋愛・交友関係のメリハリをつけられる精神的な自立意識も週末婚を続けるためには必要でしょう。

お互いキャリア優先の夫婦

遠方に住む者同士が結婚すると、どちらかが仕事を辞めることを視野に入れるかもしれません。ですが、どちらも譲らずお互いにキャリアを優先したいというのなら、週末婚はピッタリの生活スタイルです。

ただし、キャリアを優先した結果、子どもを諦める可能性も出てきます。子どもを抱えての週末婚はどちらか(特に女性側)の負担が大きくなってしまうので注意。結婚前には子供のこともしっかりと話し合っておきましょう。

もちろん、最初から子どもを産まず、夫婦だけで生きていくというのも1つの選択です。

世間体を気にしてとりあえず結婚したいカップル

親戚から「早く結婚しろ」と言われる、事あるごとにお見合いの話を持ちかけられるなど、周りから圧力がかかっている場合、世間体を気にして「とりあえず結婚」を選ぶカップルもいます。

しかし独身の生活スタイルを変えたくないという人や、仕事を辞めたくない、引越しをしたくないなど、自分の環境を変えたくない場合には「とりあえず結婚、そして週末婚」が向いているでしょう。

一緒に住んでいないことはわざわざ言う必要ないので、結婚しておけば周りの圧力から解放されます。

同居婚だと離婚の危機を感じる夫婦

元々は同居していたけれど、夫婦仲の改善のために後から週末婚に変える夫婦もいます。

結婚して一緒に生活すれば相手の悪いところも見えてきて、愛情が冷めてしまうことだってあるもの。「一緒に暮らしたくない。このままでは離婚の危機を感じる」という場合には、思い切って距離を置くのもアリ。

あえて週末婚にしておくことで、お互い冷静になってイライラは軽減され、夫婦仲も改善されるかもしれません。

 

週末婚を実際に選んだ夫婦の声

気ままに生活できる週末婚をやってみたくなりましたか?しかし、週末婚って本当に上手くいくのか不安な人もいるでしょう。そこで、週末婚を実際に選んだ夫婦の声をまとめてみました。

成功パターン

若い時は毎日会いたいと思ってましたが、結婚して7年、今は毎日じゃなくても大丈夫という感じになってますね。
電話では毎日話してますけどね。

例えて言うなら、学生の時の親友は始めは毎日一緒に遊んで楽しかったけど、ネタが尽きるというか、段々週一くらいになったりしますよね。
就職で離れて違う地域に暮らしても、半年に一度くらい地元で会うとやっぱり楽しい。

その感じに似てるかもしれないですね。
お互い信用してますしね。
絆というとボンヤリしすぎなので、信頼関係じゃないでしょうか。

引用:知恵袋

 

検察官の既婚女性に聞いたことがあります(ご存知かと思いますが、検察官は2〜3年に一回全国転勤です)。

ご主人は会社員ですが、その方はうまくいっていたようで、曰く
・完全同居していても平日ほとんど顔を合わせない夫婦もいるし、むしろその方が不満がたまる気がする
・その点週末婚はそもそも一緒に住んでいないのだから割り切れる
・たまに会うから相手のありがたみがわかり、自然とお互い濃縮した時間を過ごそうと努力する
・週末婚を理由にまとまった休暇を取って旅行に行くこともあり、普通の結婚にはない醍醐味もある
とのことでした。

ただ、検察官である彼女はもちろんですが、検察官を妻にしたご主人も相当な覚悟を持って結婚されたと思いますので、一般的なケースではないかもしれません。

引用:知恵袋

成功パターンに見られるのは、週末婚のメリットを最大限に活用できているという傾向。会わない日はお互いの時間を有効に使い、会う日は一緒に濃厚な時間を過ごすという、まるで恋人のような生活です。

離れてる時間があるからこそ、愛情は冷めないままだというのも週末婚のメリットですね。

失敗パターン

女性からの週末婚で上手くいっているという意見はそれなりに見かけます。
でも男性から週末婚で上手くいっているという意見は見た事がありません。

以前も週末婚のトピがありましたが、その何れもが
女性が趣味や好きなことを優先する、若しくは週末疲弊して、夫と会う回数が激減し、夫が不満を持つという内容でした。

引用:発言小町

失敗パターンは大きく分けると2つ。

  • 一緒にいないとやっぱり寂しい
  • 離れてみたものの、やっぱりイライラする

前者はまだ同居という手があるものの、後者は会ってもイライラするから平日休日問わず会わなくなり、そのまま離婚に向かっていく…なんてことも考えられます。

お互い距離を置きたいからと週末婚を選ぶ場合、デメリットや今後起こり得る可能性についても考えておきたいですね。

同居婚に切り替えるタイミング

週末婚の夫婦でも、どこかの時点で「やっぱり一緒に住もう!」と同居婚に切り替えることもあります。これから週末婚にするなら、未来のことを考えて「こんな出来事があったら同居しよう」と約束しておくのも良いでしょう。

子どもができたとき

同居婚に切り替えるタイミングで一番多いのは子どもが出来たときです。子どもが生まれても週末婚を続けることは不可能ではありませんが、必ずどちらかの負担が大きくなり、不満を抱えることになります。

それに、子どもにとっても両親が一緒に揃っている方が嬉しく、生活環境としては最適。子どもができたときの約束も忘れずにしておきましょう。

もっと一緒にいたいと思ったとき

「やっぱり寂しいから」と思って同居婚に切り替える人も。これは入籍の際に、片方が同居婚希望、もう片方が週末婚希望と、お互いの希望が真逆だったパターンが多いです。片方が週末婚に合わせてみたものの、「やっぱり夫婦だから一緒にいよう」と話し合った結果ということですね。

完全に週末婚にしたいなら、お互いに精神的に自立しているという条件は欠かせないでしょう。

経済的に限界を感じたとき

週末婚はとにかくお金がかかるため、週末どころか月イチでしか会えない「月イチ婚」になる可能性もあります。もし相手が仕事を辞めてしまった場合、婚姻関係にあるのならもう片方が相手の経済状況を助ける義務も出てくるでしょう。

そんなこんなで経済的に限界を感じたとき、同居婚に切り替えて生活費を抑えるのが一番の解決策。困ったときにはお互いに助け合う精神を持つことも、夫婦仲を良くする秘訣ですよ。

結婚スタイルを柔軟に変えてみるのもアリ

「夫婦になったら絶対に一緒に住むべき」という考え方はもはや古いものになりました。共働きが当たり前になり、結婚しても自分の仕事や生活を優先したい人も多いでしょう。

古い慣習にとらわれず、状況に応じて結婚スタイルを柔軟に変えてみるのも面白いのではないでしょうか?