あなたは、夫婦が一緒の部屋で眠りますか?それとも別?
今回の記事では、世の中の夫婦の寝室事情を紐解いてみました。寝室が別の夫婦がどれくらいいるのか?寝室を分けるメリット・デメリットを紹介しています。
最近では、あえて寝室を別けている夫婦がいることも判明しました!夫婦の在り方について悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
寝室が別の夫婦はどれくらいいるの?
結婚されていない方に、ご質問です。あなたは、結婚したらパートナーと一緒の部屋で眠りたいですか?
結婚している方に質問します。パートナーと同じ部屋で寝ていますか?
テレビや映画などでは、100%といっていい程、夫婦は同じ寝室で睡眠をとっています。夫婦は一緒に寝るのが当たり前という習慣ができているからか、別室で寝ていると、不仲な気がしてしまいますよね。
周りの夫婦に寝室事情も聞く機会があまりなく「周りはどうしているんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
「SUUMO(スーモ)」が全国の20~59歳の男性105人、女性116人を対象に、このようなアンケートを実施しています。それは『夫婦の寝室、現在同室で寝ていますか? 別室で寝ていますか?』というもの。気になる結果は、
- 同室→68.8%
- 別室→27.6%
- その他→3.6%
予想通り、同室で寝ていると答えた夫婦が半数以上を占めました。しかし、別室で寝ている夫婦も3割近くはいるという事実。
さらに、この結果を年代別に分けてみると、
- 20代は9割以上が同室
- 30代では約7割
- 40代・50代では約6割
という結果に。年代が上がっていくにつれ、別室で寝る夫婦が増えてくるようですね。
いつまでも、同じ形にこだわるのではなく、その時に一番の夫婦の形を見出しているのかもしれません。
Q.夫婦の寝室、現在同室で寝ている?別室で寝ている?(単一回答)
<全体>
同室:68.8%
別室:27.6%
その他:3.6 %
<年代別>
20代:同室91.7%、別室4.2%、その他4.2%
30代:同室72.9%、別室23.7%、その他3.4%
40代:同室63.6%、別室31.8%、その他4.5%
50代:同室63.0%、別室34.2%、その他2.7%
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夫婦が寝る部屋を別室にした3つの理由
同室で寝ている夫婦が多い結果になったものの、3割近くの夫婦は別室で寝ていることがわかりましたね。
しかし、アンケート結果からもわかるように、まだまだ「夫婦は一緒に寝るのが当たり前」という概念があります。
そんなイメージがあるにも関わらず、別室で寝ることを決めた理由が気になりませんか?
次の見出しからは、夫婦が別室で寝ることを選んだ3つの理由を紹介します。
①生活スタイルが違うから
遅くに帰ってくる夫と、朝早く起きないといけない妻。それぞれの生活スタイルに違いがあると、寝室を分けたくなるのも当然。
どちらかの生活音で寝不足になるのは、本末転倒。
パートナーの生活音で寝不足になり、イライラの原因になるくらいなら、「思い切って寝室を分けよう!」となるのも自然ですね。
②パートナーのいびきがうるさいから
小さな音にも敏感に反応してしまう人っていますよね。そんな方にとっては、パートナーのいびきは騒音以外の何物でもありません。
いびきは自分の力でどうにもできないものですから、別室で寝ることを選ぶそうです。
③子供が生まれたタイミングで別けた
子供が生まれたら、
- 夜泣き
- 夜中の授乳
など、夜中にぐっすり眠れることはなくなります。
子育ては、2人が協力してとは言われていますが、夜泣きで夫が起きてしまうのは、正直気まづいんです。
早く泣きやませないと…とプレッシャーにもなるんですよね。
自分のペースで子供と向き合うために、子供が生まれたタイミングで寝室を分けたという夫婦は、多数存在します。
寝室を分けることで起きるメリット・デメリット
寝室を別けることで、どのようなメリットがあるのか?気になりますよね。そして、メリットがあればデメリットがあるのは当たり前。
ここからは、寝室を別けることで起こり得るメリットと、デメリットをそれぞれ3つ紹介します。
メリット・デメリットを天秤にかけながら、あなた方夫婦に1番ぴったりな形を見つけてくださいね。
寝室を別けるとこんなにいいことが!
寝室を分けることで得られるメリットは、
- 喧嘩した時でも気が楽
- 1人で落ち着く時間が確保できる
- 自分好みの部屋を作り上げることができる
などが挙げられます。
ちなみに、この記事を書いている私も寝室は別室です。2人目の子供が生まれたことをきっかけに別室で寝ることにしたのですが、特に今のところ問題は起こっていません。
- 子供が夜泣きをしても慌てなくていい
- 子供たちが寝たあと、1人でDVDを堪能できる
のは大きなメリットだと実際に感じています。
もちろん、夫婦仲は今のところ問題ありませんし、寝室が一緒か?そうでないか?が夫婦仲を左右する訳ではないんだな…と身をもって感じているところです。
メリットがあれば、デメリットだってある…
メリットばかりで、デメリットがないなんてことはありません。どんなことでもメリットがあればデメリットがあるのです。
寝室を分けることで起こり得るデメリットは、
- セックスレスになる心配
- 1日顔を合わさない日が出てくる
- コストがかかる
などでしょう。たしかに、寝室を別けることで自然な流れでセックスをするのは難しくなったようにも感じます。
生活スタイルが違うことで、別室にしているなら、顔を合わさない日もでてくるかもしれませんね。
それなら、
- 毎週水曜日は一緒に寝る
- 待っていられるときは、帰りを待つ
など、夫婦でルールを決めるのはどうでしょう。
デメリットは、話し合い次第で解決できそうですよね。
先程も紹介した通り、私たち夫婦は、別室で寝ています。別室で寝ている私が感じているデメリットとしては、コストがかかるということ。
本来1部屋でいい寝室が2部屋になるわけですから、同室に比べてコストパフォーマンスが悪いのは明確ですよね。
しかしそれは、子供たちが大きくなり、それぞれに部屋が必要になれば、同室に戻せばいいだけの話。
「その時、その状況で一番いい形を見つけていけばいいかな?」と思っています。
あえて寝室を別ける夫婦も急増中!
寝室を別けることで起こり得るメリット・デメリットはおわかりいただけましたか?
一緒に寝るのが正解で、別室で寝るのは不正解なんてことはありません。
家族の状況や、夫婦の生活スタイルはそれぞれ。どちらが正解というのはないのです。
これまで常識とされていたことを、いい意味で覆しやすくなってきたからか、最近では、あえて初めから夫婦別室で寝ることを選ぶカップル増加中。
その理由としては、
- 夫婦間でもプライベートは保ちたい
- 布団かベッドか好みが違う
- 夫婦の形に捉われなくなっている
など。夫婦2人で1人と一心同体になるのではなく、妻・夫それぞれの人格を尊重しているのでしょう。
自分を大切にできなければ、パートナー、夫婦としての自分たちを大切にできるはずありません。
結婚したからといって、どちらかが我慢するのではなく、お互いの生き方を大切にして、夫婦を大切にするという新しい形ができつつあるのかもしれませんね。
寝室をわけることが不仲の原因になる訳ではない
世の中の夫婦の寝室事情、寝室を別けた理由や寝室を別けることで起こり得るメリット・デメリットを紹介しましたが、いかがでしたか?
「夫婦は一緒に寝るのが当たり前」という昔ながらの形に捉われず、新しい夫婦の形を築いているカップルが多いこともわかりましたね。
「私たち夫婦は、別室で寝てるのよね」なんて発言すると、周りから「え…!?夫婦仲は大丈夫?」と心配されることがあるかもしれません。
しかし、きちんと夫婦で話し合って、見つけた答えなら、お互いのことを思っている証拠。
寝室を分けることで夫婦仲が悪くなる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。