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筋トレする人向け餅レシピ5選|栄養成分、タンパク質摂取に偏るのを回避

この記事を書いた人
鳥ちゃん

はじめまして、大阪在住の鳥ちゃんと申します。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。ライター歴4~5年くらい。文筆歴は構成台本、芝居脚本、コント台本、漫才台本。管理栄養士。趣味は掃除、洗濯、料理, ラジオ。尊敬している有名人「蛭子能収」「きたろう」。好きな小説はヘルマンヘッセ「婚約」


今回は餅のレシピ情報を中心にご紹介!

餅の栄養成分に加えて、炭水化物を摂取する必要性についても詳しく解説しています。

やみくもにタンパク質の摂取をしている方は、ぜひ今回の記事の内容を参考にして、筋トレライフの更なる充実を図ってくださいね。

餅が筋トレする人に推奨される理由

トレーニーの方で間食などでお餅を摂取している方々が少なくありません。バルクアップ期には脂質量が低く、カロリーが高い食品が求められます。

バルクアップとは筋肉量を増加させることで体重を増やすこと。お餅は高カロリー、低脂質食品なのでバルクアップに向いている食品だったのです。そして、お餅はお米より消化吸収が良いというメリットも!

なぜ消化吸収の早さがトレーニーに求められているかというと「トレーニングで消費されたグリーコーゲンを素早く回復させないと、筋肉を分解することでエネルギーを供給しようとするから」です。お餅はお米よりもグリコーゲン回復に関して受けが良し!

そもそも炭水化物は「アミロースとアミロペクチン」という2種類のデンプンで構成されています。お米はアミロース:アミロペクチンの構成割合がおおよそ2:8ですが、お餅は100%アミロペクチンでできています。

アミロースは人間の消化酵素では、分解しにくいという特徴から、アミロペクチンのほうが消化吸収が早いといわれています(参照:糖質の取り方のコツ『スローカロリー』とは)。

お餅は、トレーニングで消費されたグリコーゲンの回復にもってこいということです。

お餅は「手軽で食べやすく、小分けで販売されているのでカロリーの調節がしやすい」ので人気が高め。お餅は簡単な調理で美味しく、自己管理しやすいという長所も!バルクアップ期は炭水化物の摂取が求められれますが、過剰摂取だけは注意が必要です。

管理栄養士解説|筋トレする人は炭水化物摂取が必須!バルクアップ方法とは?

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餅(100g)あたりの栄養素

餅は炭水化物が豊富であるイメージがあるはず。その印象は間違っていません。

上記で炭水化物を構成するアミロースとアミロペクチンの構造の違いは解説しましたが、それ以外にも餅にはトレーニングに効果が期待できる栄養素が含有されているのです。

本記事における栄養素に関する数値等は、文部科学省・食品成分データベースをもとにすべて算出しています。

【餅100g当たりの栄養成分】

・エネルギー 223kcal
・タンパク質 4.0g
・脂質 0.6g
・炭水化物 50.8g
・食塩相当量 0g

上記の表から見ると餅には炭水化物だけでなくタンパク質も豊富に含有されていることがわかります。

筋トレをしている人は、筋肥大を目的にタンパク質を積極的な摂取している方は少なくありません。

トレーニングにはタンパク質と一緒に糖質を摂取することが推奨されています。これは糖質を摂取することで分泌される「インスリン」というホルモンの効果で、糖と一緒に筋肉の材料になるアミノ酸をより取り込むよう促進。

糖質をタンパク質と一緒に摂取することが、結果トレーニングの効果を上げることになります。餅には他にビタミンB1、マグネシウム、カリウムなども含有されています。

ビタミンB1は糖質代謝に欠かせないビタミンです。お餅1つでタンパク質、炭水化物、ビタミンB1を同時に摂取できるのは非常に効率的。マグネシウムは筋収縮をする際に運動神経からの伝達に関わっていたり、酵素反応にも関与。

カリウムは体水分の調整に関わっています。カリウムはトレーニングなどで汗をかく際に一緒に排出されるために補給が推奨されているのです。カリウムが不足すると筋肉痙攣が起こり、足をつる原因になりかねません。スポーツドリンクにカリウムが豊富に含有されているのは、筋肉痙攣の防止の意味があるのです。

タンパク質ばかり取っていてはいけない理由とは?

筋トレ初心者の方に多いのが「タンパク質に偏った食事」。これは筋肉の材料がタンパク質だからでしょう。しかし、筋肥大にはタンパク質だけでなく、糖質、ビタミン、ミネラルも必要。

例えばタンパク質を代謝するにはビタミンB2、B6、B12、ビオチン、パントテン酸を使います。また、糖質を摂取するとインスリンという血糖値を下げる唯一のホルモンが分泌。インスリンは筋肉にグルコースと一緒にアミノ酸をより多く取り込む効果が期待できます。その結果タンパク質合成が促進されるのです。

「なるほど!結局バランスよく摂取すればよいわけだ!」と簡単にいう方もいますが、タンパク質含有量の高い肉類や魚類を摂取するだけで大半の方が「お腹がいっぱい」になってしまいます。結果、野菜などが摂れずに偏った食生活になりがちなのです。タンパク質含有量の豊富なメイン料理の前に、野菜の多いサラダ類の摂取が推奨されるのはこのため。

ちなみに、タンパク質の過剰摂取は元々健康な人であっても内臓に負担をかけてしまいます。筋トレ初心者の方は「とにかくタンパク質だ!プロテインだ!」と意気込む前に、日々に食事や間食を見直すことから始めるのがベター。

特にプロテインは、摂取しておけば筋肉ができると思いがちですが、そもそも栄養補助食品であることを忘れてはいけません。普段の食事で足りない部分を補うものだとインプットしておいてくださいね。

筋トレする人にオススメの餅レシピ5選!

下記には筋トレをする人にオススメの餅を使用したレシピをご紹介!お餅はお正月などで余ることもあるので、ただ焼いて食べるだけでなく、ぜひ一度普段の料理に取り入れてみましょう。バルクアップ期などには特に推奨されます。

繰り返しになりますが、過剰摂取だけには注意してください。お餅はそれだけ美味しいのでハマる方が少なくありません。「つい食べ過ぎちゃった……」となってしまう人が続出しかねないのです。

①ぜんざい

【材料】一人前
・ 小豆(乾燥) 40g
・砂糖 50g
・塩 小さじ1/6(ひとつまみ)
・水(最終仕上げ用。煮る用とは別)100ml
・切り餅 1個
・サラダ油 適量

【レシピ】
①小豆を洗って、色が変わってしまっているものなどを取り除き、ザルで水気を切る
②鍋に①の小豆が浸かるぐらいの水を入れて中火で加熱。沸騰後、2分~5分間ほど煮たらゆで汁を捨ててザルで水気を切る
③再び鍋に水を入れて、②の小豆を中火で加熱。沸騰したら蓋をして弱火で約50分間柔らかくなるまで、アクを取り除きながら煮る(小豆が水面から出そうになったら水を足す)
④小豆が指で潰せるぐらい柔らかくなったら、ゆで汁を捨ててザルに上げる。再び鍋に水100mlと小豆を入れ、さらに砂糖、塩を加えて混ぜながら弱火で20分間煮る。とろみがついたら火から鍋を下す
⑤オーブントースターの天板(アルミホイルを敷いてサラダ油を塗る)で切り餅を約5分間お好みの焼き色になるまで焼く
⑥④と⑤を器に入れたら完成

②ゴマ団子

 

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【材料】5~6個
・こしあん 50g
・白玉粉 60g
・砂糖 20g
・水 25cc
・白ごま 適量

【レシピ】
① こしあんを5~6個に丸める。ボウルに白玉粉に砂糖を入れて、少しずつ水を加えながら耳たぶぐらいの柔らかさになるまでよくこねる
②平べったくした白玉粉の生地で、丸めたこしあんを包む。これを白ごまを敷いたバットなどに乾かないうちに転がすなどして、まぶす
③鍋にゴマ団子がしっかり浸かる程度の油を入れて160℃に加熱し、転がしながら揚げる。浮き上がって色づいてきたら、油を切って完成

③餅のベーコン巻き

 

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【材料】一人前
・ 切り餅 2個
・ベーコンスライス 2枚
・サラダ油 適量
・塩コショウ 少々

【レシピ】
① 切り餅を細くなるように切る。ベーコンは半分に切る
②①の切り餅にベーコンを巻き爪楊枝で止める
③フライパンに油をひき、②のベーコン巻きを中火で裏表2~3分間ずつ焼く。焼き目がついたら塩コショウをして完成

④きなこ餅

【材料】一人前
・切り餅 2個
・きな粉 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・塩 ひとつまみ

【レシピ】
①ボウルにきな粉、砂糖、塩を入れて混ぜておく
②耐熱容器に切り餅と水(お餅がかぶる程度)を入れて、ラップをせずに電子レンジ(600w)で2分間~2分30秒加熱
③②の切り餅が柔らかくなったのを確認できたら、水気を切って①のボウルに入れて手早く混ぜ合わせれば完成
※電子レンジがない場合はお鍋でお湯を沸騰させて、火を止めてから切り餅を入れる。お餅が柔らかくなったら上記のレシピと同じく切り餅の水気を切って、①のボウルに入れてきな粉をまぶして完成

⑤餅入りお好み焼

 

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【材料】一人前

・小麦粉 50g
・卵 1個
・水 30ml
・だしの素(粉末) 小さじ1
・切り餅 1個
・豚バラ 40g
・キャベツ 50g
・サラダ油 適量
・ソース 適量
・マヨネーズ 適量
・鰹節 適量
・青のり 適量

【レシピ】
① 切り餅を1cm角切りにする。キャベツを千切りにする
②ボウルに小麦粉、卵、水、だしの素を入れて混ぜる。混ざったら①の切り餅、キャベツも加えてさらに混ぜ合わせて生地をつくる
③フライパンを中火で熱してサラダ油をひき、②の生地を流し込み、豚バラを生地の上に並べる
④③の片面に焼き目(2分程度)がついたら裏返して、蓋をして2分30秒~5分間様子を見ながら焼く。両面に焼き目がついたらフライパンからお皿に盛り付け、ソース、マヨネーズ、鰹節、青のりを振って完成

まとめ

最後に、筋トレをする人で餅を摂取する際に重要なポイントをおさらいします。

・バルクアップには高カロリー・低脂質の餅がもってこい!
・餅は米よりも消化吸収が早い
・餅にはタンパク質だけでなく炭水化物、ビタミンB1も含有されているので効率良し!
・餅は小分けで持ち運びやすくて便利
・餅は量が調節しやすいので、食生活の管理がしやすい
・餅は調理が簡単
・タンパク質ばかりだけでなく、糖質やビタミン、ミネラルの摂取が筋肥大には必要

トレーニングをしていて何を食べたらよいか正直わからない方は大半。なんとなく見たyoutubeやTikTokで得た知識を真に受けてプロテインだけを過剰摂取している方も少なくないでしょう。

注意すべきことがあります。それらのSNSの情報を発信している方々は「あなたの身体のことを知らない」ということ。

好きな有名人が利用しているからといって、あなたの食生活に合うとは限りません。今回は筋トレする方へ向けて、支持を受けている餅について解説しました。

今回読んでいただいた内容を参考に、ぜひ脂質量の少ない餅の摂取を。そしてトレーニングのパフォーマンス向上に役立てていただけると幸いです。